みなさま、こんにちは!

この記事を書くためにスマホに録音した音声を文字に起こしているのですが、自分の声に対する違和感がいまだにぬぐえない3年広報の内田です。

録音やカラオケで自分の声を聴くと自分が思ってるのと違って、気持ち悪いですよね(笑)

確か骨伝導が関係していると聞いたことがあります。

 

 

さて、今日の記事は長くなりそうなので雑談はこの辺にしておきましょう。

先週予告しました通り、新企画「テニス部対談」です!

記念すべき(?)第1回に迎えたのは、男子主将青山椎名と女子主将小林万里香です。

新代始動から約1か月過ぎたというこのタイミングで、両主将はどんな決意をもってチーム運営に臨むのか、今のチームをどう見ているのか、そして2人の素顔にも迫りました。(取材は11月23日に行いました。)

なお、聞き手は私、内田が努めます。この記事では太字でしゃべります。時々現役部員としての視点でコメントすることもあります。

また、個人名の後ろの名字や学年などは記事にするときに補ったものです。

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というわけで、ここからが対談スタートです!

 

ーまず2人に聞こうと思うのは、新代になってから1か月がたちました。チームの雰囲気についてはどう感じてる?椎名から聞こうかな。

青山 雰囲気…。えーっと…、考える時間はないの?

一同 (笑)

青山 雰囲気は、前よりは多分柔らかくなっている。上と下が互いに意見を言いやすい環境にはなっていると思います。僕自身はそれを悪いこととは思ってなくてむしろ望んでそうなっていけたら良いと思います。ただそこで緩んでしまう部分とかは、僕が言うのはもちろん副将の野間が積極的に締めていってくれるので、バランスはとれているのかなと思います。

ーなるほど。じゃあ、女子の方はどう?

小林 えーっと…。

ーハッピーな感じ?(笑)

小林 ハッピーな感じなんですけど…(笑)練習始まる前にまずポジティブワードを言うんですよ。誰か1人が。それを最初のエールで使うんですよ。例えば、私が当てた人が「元気」という言葉を出したら、「今日も元気に頑張るぞー」というエールをやったりとかして。

―1人1つずつ言うの?それとも日替わり?

小林 私が順々になるように1人当ててます。

ー「今日は○○言ってごらん」みたいな?

小林 そうです。そして、練習が終わった後には「ポジティブサーリー」っていうのをやってて、私が1人当ててその人がサーブをするんですよ。例えば私が内田さんを当てたら、内田さんは誰か部員を1人選んで、椎名さんを選んだら「今日の椎名さんはここが良かったよ」みたいな。それで今度は言われた椎名さんがその人に向かって返すんですよ。それで、みんな元気にやれているのかなって。雰囲気的には良いです。

ーありがとう。次の質問、前の代の1年間はどういう1年だった?

青山 男子部は宏次朗さん(鈴木、4年)が圧倒的な1として存在して、引っ張ってくださってた部分があるから、そこを良くも悪くも柱として成り立っていたチーム、1年だったと思います。ただ、裏を返せばその柱がいなくなってしまったわけで、そこは皆が強くなってその穴じゃないけど、それを埋めていくようになっていかないといけないかなと思います。

ーやはり、今は絶対的な選手はいない?

青山 強いて言うなら渡辺(敦也、2年)がかなり大物食いはしているものの、粗が目立つ部分があるからそこは差になってしまうかなと。

ーなるほど、ありがとう。万里香は?

小林 去年は、莉加さん(大谷、4年)や華(中西、4年)さんが栄養やテニスなど知識が豊富だったからその知識を生かしていろいろなことを変えていった代なのかなと思うんですけど、なかなか成果が出なくて。例えばリーグ前の春関では聖子(福原、2年)が欠場したり、自分が棄権したりとか。後は莉加さんがリーグ中に怪我したりとか。主力って言われていた人たちが思うように結果を出せなかった1年でもあるのかなって思って、それをどうにかしていきたいと思ってます。

ーありがとう。じゃあ、休憩がてら、お互いの印象について聞きたいと思います。2人は最初2年生と1年生で会ったと思うんだけど、その時の印象と今になって変わった部分とかある?

青山 それってこっち側からはいいけど万里香からは言いずらくない?

小林 (笑)

ーぶっちゃけちゃっていいよ。

青山 なんか、会話が成り立たないなと思ってたところから、今はお話ができるようになってる。

一同 (笑)

ー幼稚園児に言ってるみたいだけど…。つまりしっかりしてきたという感じ?

青山 まあ、良く言えば…。

小林 (笑)

青山 お互いのことがわかってポイントがわかると話が通じるようになった。探り探りの状態だと会話が成り立たなかった感があった。

ーボロクソに言われてるけど?

小林 最初は怖いなって思ってたんですけど、普段はクールなのに子供っぽさがあって…。クールなのに天真爛漫さがあって女子からめっちゃもてそう!

青山 どいういうこと?(笑)

ーそれが今の印象?

小林 そうです。

ーじゃあ、お互いの「主将としての」印象も聞いてもいい?

青山 すごくよく考えているなと思います。僕とかは考えが浅い部分もあったりとかして同期の力を借りる部分とかもあったりして。万里香は自分から主将やりたいって言ったみたいだし、自分で考えていろいろやっているなと思います。

ー確かに(HPの)主将挨拶が送られてきたのもめっちゃ早かったしね。万里香はどう?

小林 良い意味で絶対的じゃないというか、柔軟に対応しているなと思うところが多いです。あと、すごく視野が広いなって思って、みんなの意見を取り入れてその代で練習しているなってところがあるので、見習いたいと思います。

 

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「とにかく勝ちにこだわりたい」(小林)

 

ーここで、重要なことを聞きたいと思ます。今年のチームの方針は?スローガンとかがあればそれも合わせて。

青山 スローガンは…「不眠不休」?

一同 (笑)

ー「不眠不休」じゃない。冗談で候補に挙がったけど(笑)

青山 スローガンは「点滴穿石」。「雨だれ石を穿つ」って意味なんですけど、国公立大学としてセレクションとかできるわけではないし、練習で強くなってきたっていうチームではあるから、そこを重視して基本の練習を積み重ねて、5部という壁を打ち破りたいと思います。

小林 とにかく勝ちにはこだわりたいと思います。勝たないと楽しくないから。勝つための努力も楽しんでやるような雰囲気じゃないと続かないと思っているので、6人という小さいチームなんですけど、それぞれがアイディアを出し合って昇格を目指したいと思います。そのために「ポジティブサーリー」とかで雰囲気を上げつつ、トレーニングとかも増やしていきます。

ー主将に決まったときの心情を教えてもらえる?

青山 「まじか」っていう感じ。3年で話し合って決めて、自分自身に至らぬところが多くて本当にやるのかなと思っているうちに1年がたっていたという感じ。やるからには頑張ります。

小林 自分は部活を強くしたいって言うのが1番なんですけどそれも楽しんでやっていかなければいけないなと思っていて。勢いで言ったわけじゃくて、いろいろ考えた末に主将になりました。主将になってから感じているのは皆の前で簡単に負けちゃいけない、負けられないなと思っていて。例えば、法政大との秋リーグの試合でもS1で勝った時に自分できると思えたし、学習院大との試合でも以前負けていたんですけど、1セット取れて。最後足つって棄権してしまったんですけど…。そう簡単に負けないという強気が出たと思います。

ーじゃあ、少し質問が被ってしまうかもしれないけど、どんな主将になりたいかを聞かせてもらえる?

青山 憧れてる主将は謙さん(鈴木、H28年度卒)とか。話をしてもらって腑に落ちるというか納得できる感じがあったから、そういう人が上に立つべきなのかなって思いつつ、そういう器じゃないから、僕が目指さなきゃいけないのは皆の輪の中に入って一緒に押し上げていく形かなとは思ってます。もちろん他の人が納得できなかったわけじゃないですけど、一番謙さんに怒られてきたのがあってそう思っているのかなと思います。

ー何度か言い合いで論破されてたもんね。

青山 本当に勝てない。(笑)

ー万里香はどういう主将になりたい?

小林 言葉で人を動かすのは苦手なので、プレーで見せていけたらと思います。あとは同期がすごく優秀なので、自分だけ突っ走ることなく、4人で2年間やっていけたらと思います。

ーありがとう。じゃあ、リーグに向けてどんなチームを作っていきたい?

青山 やっぱり、「みんな強いぞ」っていうチーム。今年は上の宏次朗さんと大賀さん(渡邉、4年)に頼って、その2人が頑張って勝ったというリーグではあったから、それではチームとして5部を勝ち抜くのは苦しいなと思います。スローガンにもあるように地道な練習を生かして、みんなが強いという状態を作りたいです。

小林 周りの大学からも「昇格するだろう」と言われるチームでありたいです。それは個人の実力もそうですけど、応援の力とかも含めて。小さいチームだから、少数精鋭で自分が欠けたらだめだという意識はみんな持っていると思うので、その意識を大切にしながら、まわりに勝つだろうと思わせられるチームにしたいと思います。

ーありがとう。それでは、お互いにもっと話せるような質問もしたいと思うんだけど…。せっかく男女で話してもらっているので聞きたいのは、お互い異性の部員でよく関わってるなって部員はいる?

青山 いない…。

一同 (笑)

青山 同期に異性がいないとやっぱり苦しいよ。どう?同期がいて。まあ、俺らの代(3年生)は同期の女子部がいないからうまく回っている部分は少なからずあるよね。

ー確かに、いたらひたすら同期の女子と仲悪そうだよね俺ら。

小林 (笑)

ー万里香はいる?よく関わる異性の部員。

小林 敦也と聖乃(川口、1年)。

青山 イメージあるわ。

小林 よくしゃべってるかなって感じです。

ーお互い男子部、女子部への要望とか質問ってある?

青山 気になっていることならある。

小林 なんですか?言ってください!

青山 ガットどうしてるの?ぜんぜん(男子部室にある)ガット張り機を使ってないけど、みんなお金あるなって思って。

小林 そんな切れないんですよ。

青山 ああ、でも思わない?

ー確かにそうだよね。なんとなく男子部室に置いちゃってるけど女子困らないのかなって。

小林 普通に(お店に)張りに出してます。

ーガット張れる人はいる?

小林 私とかは張れるんですけど、自分で張ると緩くなっちゃうんで。しかもそんな切れないからいいかなって。そんな感じです。

ー女子からはある?インディアン(男子部の練習前のトレーニング)うるせえとか。

小林 いや、それは見てて面白いんですけど。

青山 面白い?

小林 面白いです。走り方特徴ある人多いから(笑)原田さん(悠紀、3年)とか。(←内田注:恐竜みたいな走り方です)

一同 (笑)

 

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「リーグでの勝負強さでは負けない」(青山)

 

ー真面目な話に戻りましょう。主将として他の部員にここだけは負けないぞというところはある?

青山 宏次朗さんがいなくなった今、場慣れしているというか、リーグでの勝負強さは(1番手の)敦也にも負けないかなとは思っています。なんていえばいいんだろう…。リーグでの冷静さ?

ーリーグでのプレーの質、1勝を持ってくる気持ちという感じ?

青山 本番に強いプレーヤーとしては誰にも負けない。

小林 なんだろう…?体力!

青山 リーグでつったのに?

小林 今陸上の子と仲が良くて、週10キロ走ってるんですけど、空きコマに。引退したら駅伝に一緒に出ようって話もしてて。それもモチベーションで。体力は絶対に負けたくないと思ってます。

ーさて、そろそろ締めに入っていこうと思うけど、他に何かお互いに聞きたいこととかある?

青山 女子部に3年生がいないってどういう感じなの?やりずらくはない?女子部は2年が最上級学年だけど、男子部は3年が最上級学年っていう状況だけど。

小林 今はやりずらさは感じていなくて、むしろお互いに初めて代持ちになった中で、頼る人がまだいるというのは心強いのかなって思って、逆に先輩方がいてくれるのはありがたいなって思ってます。

青山 じゃあ、俺らの方がめんどくさいってことか(笑)上になりつつ、女子部にも気を配っていかないといけない。

ーまあ、俺らがちゃんとその責任を果たしていかないといけないね。万里香はまだ聞きたいことある?

小林 なんだろうな…。好きなタイプは?

青山 …好きなタイプ?

~~これ以降の会話は本筋とそれるので内田判断によりカット~~

 

 

最後に両主将にこれからの意気込みを一言で書いてもらいました。

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「昇格」と書いてくれた青山。控えめな言葉選びからも部を想う気持ちが伝わってきました。

なお、最初書いたときは「昇」の字を間違えていて、気づいて書き足していました。

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間違ったまま記事にならなくてよかったですね。

 

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「挑戦」と書いてくれた小林。最近トレーニングが増えても、それに明るく取り組んでいる女子部。小林の方針が活かされているのではないかと感じました。

文字の隣にキャラクターを書くのは青山からインスピレーションを受けたようです。

対談してくれた2人、ありがとうございました!

 

 

いかがだったでしょうか。話が盛り上がるうちにかなりのボリュームになってしまいました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

両主将の部への想いや部での素顔が少しでも伝わったなら幸いです。

違ったメンバーでの対談もいずれ企画していきたいと思います。

 

それでは、失礼します。

3年広報 内田