皆さん、こんにちは。
広報2年の本田です。
今週月曜から国公立大の出願も始まり、いよいよ受験生の皆さんも勝負の時が近づいてきているところでしょう。僕たち学芸大のテニス部も、受験生の皆さんを全力で応援したい、ということで今週は木曜日にも投稿していきたいと思います。
さて今日は、月曜のブログでも予告した通り、1年生対談の後編です!!
前編の記事はこちらからご覧ください。
前回の記事では1年生3人の受験期の様子について詳しく語ってもらいましたが、今回は学芸に入ってからどうだったのか、なぜテニス部に入ったのかなどといった話を中心にしていきます!
それでは、後編のスタートです!!
―じゃあ、受験期のエピソードをじっくり聞けたところで、ここからは大学入ってからの事を聞いていこうかな。
大学ってどんなところだった?実際に入ってみて。「受験生に大学とは」っていうことを分かってもらえるように。
小川 ああ、いいですねそれ。
堀越 いやー、やっぱり楽です(笑)。バカみたいに楽。
―(笑)。
小川 まあ、実際それはあるよね(笑)。
堀越 うちの学科(E類生涯学習コース)は特に楽。
川口 いやいや、うち(E類生涯スポーツコース)も負けていないから。
堀越 自分のところは1年生のうちから全休(授業が1時間もない日/曜日)がありますよ。
小川 俺も(A類国語選修)全休あるよ(笑)。
川口 やっぱりE類は教員免許をとらなくていいって言うのが大きいね。
堀越 そうですね。
小川 おいおい、ちょっと待て、このままじゃ「楽」で終わっちゃうよ、俺ら(笑)。
―大学生だからこそっていうのはありますか?
堀越 やっぱり、いろんなことに打ち込めるので。部活したり、バイトしたり、他にも自分のやりたいことしたり、いろんなことができるのは強みじゃないですかね。
―自由な時間か。大事な要素ではあるよな。
小川 実際それはありますよね。なんていえばいいですかね、本当にやりたくないことはやらなくていいって言うのは言えますね。
佐原 確かに、そういうところはあるかも。
小川 受験勉強も結局はさ、「どうせ使わないし」みたいなところが正直あるじゃん、教師になろうとしている人間がこういうこと言っていいかどうかは置いておいて。そういう時間が無くなって、自分のやりたいことをしっかりできるっていうか。
堀越 (大学生の)今もあるけどな。
佐原 まあ、あるね(笑)。
堀越 「絶対こんなのやる意味ないじゃん」ってやつ。
小川 いいじゃん、そういう授業はスマホ触っていれば(笑)。
小川 テニスしたかったら僕らはいつでもテニスできますからね。それってすごくいいことだなってやっぱり思います。
(オムニコート10面・ナイター完備、恵まれた環境でいつでもテニスに打ち込めます!)
ーそういう時間の使い方みたいなことも、大学生になってよかったって思う理由として大きなポイントであると。
―みんな色々な経験して学芸に入ってきたわけだけど。慧はどう、「浪人してよかったな」って思うこととかある?
堀越 いや、そんなこと一ミリも思ったことないです。なんかよくいるじゃないですか。「浪人した甲斐があった」とか「浪人した時代があるから今がある」みたいなこと言う人とか。そんなことマジで思ったことないです(キッパリ)。
一同 (笑)
堀越 「そんなわけないって」って思います。
川口 ただただつらいだけだよな、もう1年勉強しなきゃいけなくなってさ。
堀越 「浪人なんてするぐらいなら適当な大学行った方が自分はマシ」だと自分は思います。
―なるほど、慧はそういう考え方なのか。
堀越 はい、大学入ってからそう思いました。
川口 大学だけならそれでいいかもしれないけどさ、就職するならって考えるとさ…
堀越 確かに、そうなってくるとまた分からないかもしれないですね…
川口 結局学歴社会みたいなところもあるし(笑)。
※個人の意見です。
―眞一はどう、同じ浪人でも状況が違うわけだけど。浪人してみてどうだった?
佐原 僕の場合は、(大学入って)一人暮らしを始めたから「(学芸の)家庭科に入ろう」ってなったんですけど、そういった意味で思うのは…「第一志望が絶対じゃない」かなってことですね。自分は現役の時、学芸大学の学校教育(A類学校教育選修)を目指していたんですよ。それで色々あって武蔵野大学に入ることになったんですけど。
堀越 そうなの?知らなかった。
佐原 うん。そこで英語をやったから、その時に英語の教員目指したくなって、でも大学で勉強してみて、一人暮らしも初めてやってみて、「やっぱりこういう道もあるんじゃないか」っていう考えに至って。結局自分が思ったの「どこ入ってもなるようになるかな」ってことですかね。そう言った意味では、浪人…まあ仮面浪人に関しては、「どっちでもいいかな」って。
―一長一短だと。
佐原 悪くもなく、良くもなく、って感じですかね。浪人したからどうって言うのはあまり関係ないと思います。
―なるほどね。結局3人とも最終的に同じ時期に学芸に入学したって意味では同じだもんね。
じゃあ、部活の事も聞いていこうかな。テニス部に入部することになった経緯とか、入学したばかりのころどんなこと思っていたのか、とか。
佐原 運動したかったからです。
一同 (笑)。
堀越 シンプルだな。
小川 サークルじゃなくて部活にした理由とかないの?
佐原 サークル…まあ、正直言うとサークルもありかな、って最初は思っていたんですけど、前の大学でも一応サークルに入って結局1年間で1回しか行かなかったっていうのがあったので。「部活の方がいいかな」って。
大胡 サークルかー。1回サークル生活っていうのをしてみたい気持ちはあるかも。
―ほかの二人はどう?修人の場合は結構早くから部活に決めてくれていたのか。3月のオール学芸(2018年は東京開催でした)も見に来てくれていたし。
小川 僕はもう「学芸入ったら部活入ろう」としか思っていなかったので、もう受験期から。
―「学芸合格してテニス部入るんだ」って。
小川 受験期はテニス部の試合の結果を見ていました。ブログはあんまり読んでなかったですけど。僕の場合は才木(学芸大テニス部OGの才木さんのご子息です)っていう知り合いがいたので。彼経由で、「○○さんっていう人強いらしいよ」とか聞いて、その人が活躍しているのを見て、「すげーな」って。「こういう人たちと一緒にやりたいな」って思いながら受験勉強していました。
―なるほど。
小川 だから、本当に全くサークルは全く見ていないんですよね。
川口 逆に今年の保体科でテニスで受験したのにサークルに入った人なんかもいるしね。
―まあ、何やるかは人それぞれっていうろころだな。
堀越 僕は…悩んだんですけど、知り合いに大学の体育でやってる先輩がいたのでその人に相談して、「リーグの雰囲気良かったから、やるべきだよ!」って言われたんで、それで「じゃあ部活でやるか」ってなって入りました。決め手はそこですかね。
―なるほど、身近にそうやって話をしたり聞いたりできる人がいるっていうのは意外と大事かもね。
堀越 あとは「(サークルの)雰囲気が自分には合わなさそうだな」って思ったっていうのもあります。
ー「なんか違うな」って?
堀越 サークルの方から「僕たちテニス頑張ってるよ」みたいな話も聞いたんですけど、自分は「部活の雰囲気の方でやりたいな」って思いました・
大胡 そういう(サークルにはサークルの雰囲気)のがあって、サークルに人が行ってしまうっていうところもあるんじゃない?
堀越 それはありますね。サークルの悪口を言うつもりは全くないんですけど、僕たちも新歓は頑張らないとっていうのはあります。
小川 サークルの人でも結構熱い人もいるからね。そこに魅力を感じる新入生もいるのかも。
堀越 俺もサークル見に行ったとき先輩にすごい熱心にテニスの話をしてくる人がいて。プロの話とか。「そういう人もいるんだ」って思った記憶ある。
佐原 俺らは俺らで頑張って(来年の新歓を)やっていかないとね。
―じゃあ、部活に入ってよかったことってどんなことかな?部活に入って何を学べる?
堀越 上下関係ですかね。
川口 厳しい扱いにも耐えられると(笑)。
堀越 そんなこと言っていないじゃないですか。やめてくださいよ、そういう嘘を言うの。去年の自分がそんなブログ読んだら、絶対入る気なくしますよ。
一同 (笑)
川口 やっぱり「人との関わり」が学べるって意味で色々得るものは大きいよね。
小川 確かにそれは大きいですよね。
佐原 コミュニケーションのやり方とかも大事ですね。
川口 それもあるし、人生経験って意味でも部活にいないとできない経験もいっぱいあるのかなって俺は思う。濃い人生経験ができるよって言うのは受験生のみんなに伝えたいね。
小川 一種の社会勉強みたいなものですね。
川口 サークルとは違うのは、OBさん、OGさんの方々との関わりがあって、縦のつながりができるっていうのは大きいのかな。
小川 サークルでもOBOGさんと関わる機会はそれなりにあるらしいですけどね。
堀越 でも部活の運営とか練習とかやってきて、部活にいたからこそわかる方々との関わりは、やっぱり貴重なものだな、と僕は思います。
(総会や卒部式といった行事でOBOGさんと関わる機会はとても貴重なものです。)
ー眞一はどう、スネイルズ(アメリカンフットボール部)からテニス部に来てもう3か月くらい経ったけど、「テニス部に入ってよかったな」って思うこととかある?
佐原 やっぱり、「何か目標を持ってやる」ってことができるのが大きいのかなって思って。スネイルズにいたときはプレイヤー(選手)じゃなくてトレーナーっていうスタッフとしてだったので、自分で何かをやるっていうよりも、何かやらなきゃいけないことをただやるだけって感じでした。そう思うと、やっぱり目標があると毎日楽しかったり充実してたりするので、そこが「テニス部に入って良かったな」って思う一番大きなポイントですかね。
ー目標があるかどうかっていうのは結構やる気であったりモチベーションであったりっていう部分につながってくるもんね。
ーほかに、受験生のみんなに伝えたいことはありますか?
佐原 頑張れ。
小川 軽いな(笑)。
堀越 take it easy.とかですかね。「何とかなるよ。」的な。
ー「人事を尽くして~」ってやつか?
堀越 じっさい、運ですよ。
佐原 (笑)。
堀越 いや、こんなこと言わない方がいいのかもしれないですけど。
川口 うーん、受験かぁ。もう2年前のことだもんなぁ。「気張らずがんばれ」とか?あんまり気張るといい成績出ないよって。
一同 おおー。
ー余裕たっぷりだねぇ。
小川 大事かもしれないですね。「意外といける」っていう心構えっていうか。
堀越 いやいや、「意外といけるんじゃね」って思ってた俺の現役時代…
一同 (笑)
大胡 生活習慣崩さないこととか大事だと思うよ。
小川 大事ですね。ちゃんと寝ることとか。
ーなるほどね。
みんな色々と話してくれたと思うけど、では、最後に受験生の皆さんに自由にメッセージをお願いします。
小川 頑張れ、受験生!
堀越 Practice makes perfect. ですかね。
佐原 「家庭科おいで」って感じです。
―みんな意外とあっさりしてるんだな(笑)。
今日は長い時間ありがとう。
3人 ありがとうございました。
―――いかがだったでしょうか?
3人が3人とも違う受験の状況で受験生を経験してきたこともあり、彼らの個性が色濃く出た対談で、かなりボリューミーな対談となってしまいました…(これでもかなりカットした方です)
前編後編に分けましたが、それでもかなり長い方だと思うので、何回かに分けて、じっくりと読んでくだされば、1年生たちも喜んでくれることかと思います。
(3人の楽しそうに話している様子が伝わってきますね。話が盛り上がり、予定よりだいぶ時間がかかってしまいました。)
僕の文章力の至らなさで伝わらなかった部分もあるかもしれませんが、皆がどんな気持ちで受験して、どんな気持ちで部活をやってきたのか、いろんな思いが詰まった対談でした。
受験生の皆さん、
つらいこともあると思います。「なんでこんなことをやっているのか」と思うこともあるでしょう。同じ立場にない自分には分からない気持ちなのかもしれません。伝えたいのは、大変な思いをしながらも必死で受験を乗り越え、合格の喜びを味わい、今こうして仲間と一緒に新しい場所で頑張っている人たちがいるんだよっていうことです。
受験生の皆さんが、後悔のないよう最後まで全力で走り抜け、桜の咲く4月に僕たちと一緒に楽しくテニスできる人が一人でも多くいることを楽しみに、今回のブログを終えたいと思います。
次回の対談はいつになるかわかりませんが、期待してお待ちいただければ幸いです。
では、失礼します。来週以降のブログもお楽しみに。
2年 広報
本田