みなさん、こんにちは!

4年広報の小野です。

 

2ヶ月半の夏休みを終え、学芸大も秋学期がはじまりました!

私も約8ヶ月ぶりに学科全員での授業を受けてきました!!!

先生が「最後の!」「最後の!」と何度も言うもので、少しずつ卒業に向かう実感が湧いてきました・・・

大学生活の4年間って、思ったよりもあっという間ですね・・・

 

 

さて、今回は4年広報引退ブログリレー2人目小野がお送りします!

何を書こうか2週間ほど頭を抱えておりましたが、簡潔にはまとまらず・・・・・

ぜひ、最後までお付き合いいただけましたら、幸いです!

 

私からは、部活を通して今思うことをお話しできたら、良いなと思います!

 

 

1.部活での活動から糧にしたいこと

昨年の4月、私は学芸大学のテニス部にやってきました。

サークルの友人や先輩・後輩を裏切ってしまうと思いながらも、どうしても部活でテニスがしたくて、大切なものを失う覚悟でやってきました。

私のせいで多くの人に迷惑をかけってしまったからこそ、テニスと離れていた時間があったからこそ、

 

テニスと真摯に向き合おう。

受け身であってはいけない。

せっかく入部するなら何か新しい風を吹かせたい。

 

そんな思いを抱え、私は部活のスタートラインに立ったことが、鮮明に思い出されます。

 

 

入部してからの1年半は本当にあっという間でした。

特にこの1年は先輩方の背中を必死に追いかけていた半年間とは異なり、最上級としての責任にや最後という切迫感があったなと思います。

またこれまでOBOGの皆様が繋いできてくださったバトンの重みも強く感じた1年でした。

内務として、総会を運営するに当たり、たくさんのOBOGの皆様とご連絡を取らせて頂いたり、お話をさせて頂く中で、コートにいらっしゃって下さる方々だけでなく、コートにいらっしゃることが難しかったり、テニス部からはしばらく遠ざかっていらっしゃる方々も現役部員を気にかけてくださる方々がたくさんいらっしゃることや歴史というものを強く感じました。

 

同時に「昇格」という普遍な目標を軸にしながらも、バトンをただただ受け継ぐだけではなく、自分たちなりにその意味を再度かみ砕いたり、その時代や状況に合わせて、臨機応変に変化させたりしていくことの必要性も感じました。

 

昨年度は、平日は毎週の男女部合同練習。

今年度は、コロナウィルスの影響によるオンラインでの勧誘活動やミーティング、トレーニング。前期総会。

また、他の大学との合同練習を組む機会も昨年度はたくさんあり、同じ体育会テニス部とはいえ、その形や取り組みは本当に様々だと思いました。

 

現役部員にとって、何かを変えることはやはり少しの勇気がいるものです。

しかし、変えてみなければ分からないこともあり、実際にやってみての気付きや反省が次に繋がってくるものであると感じました。

 

昇格するためのプロセスに正解がないからこそ。まだ見たことない景色だからこその難しさがあることも確かですが、それ以上にその景色を見ることができるように取り組むということへのわくわく感もありました。

 

私たち4年生にとっては、部活という場で選手として反省を活かす場はもう残されていません。

しかし、この1年半、テニス部で経験させてもらった上手くいったことも失敗してしまったこともこれから社会にでていく私の糧にしていきます。

 

 

2.部活を通して向き合ったこと

体育会は、テニスに打ち込むことのできる環境が整っており、レベルアップを図ることができる環境でもありますが、人としての成長や何かと向かい合う場でもあったのだと感じています。

 

自分にとってのテニスとは何か。

自分の強み、弱みはなんだろう。

 

テニスをするだけでなく、私はそんなこととも向き合う1年半でした。

 

①私にとってのテニス

私にとってテニスは幼い頃から常に身近にあるものでした。

 

ラケットをつくっていた祖父。

部活の監督として、全国で戦う父。

テニスコーチを務める母。

 

でも、中学・高校時代父という監督の元6年間テニスをして、監督(父)と部員の間に挟まれることも多く、また娘であり、部長でもある私には一番厳しくて、なんとなく、大学生になったらテニスから離れる時間を欲していました。

しかし、離れてみると無性にテニスがしたくなるのです。

そして、テニスをすればするほど、突き詰めたくなり、練習に励み、考えて考えて。

壁に当たって頭を抱えて、また練習をして・・・・。

勝つと嬉しくて、負けたらとっても悔しくて、自分に喝を入れなおし、またコートへ向かう。

 

テニスは難しいものでした。

でも、テニスは大好きなスポーツで、そして私の学生生活を濃密に。私を成長させてくれた存在です。

 

②苦手と向き合うこと

自分の思いや考えを伝えること。

人を頼ること。

 

が私にとっては何よりも苦手でした。(嘘だと思った方、信じてください!!!!)

 

1人で抱え込んで、考え込んで、自分の中で留めておくことが多かったです。

中高時代、父という監督の元テニスをし、部長になり、部員と父(監督)との間に挟まれたことも多く、周囲とぶつからずに上手くやることばかりを考え、本音はそっとしまっておくことを覚えてしまったなと思っています。

またサークルでも運営側として、副会長という立場を務めさせて頂きましたが、なかなか自分の思いを伝えることができず、1人もがいていました。

 

でもそんな私は部活に入って変わったなと思っています。

 

部員やOBOGの皆様が全力でぶつかってきてくださるからこそ、私もそれに全力で答えたいと思いましたし、自分らしくいられる場だったこそ、自分の思いや考えをしっかりとぶつけて、苦手だったことにもチャレンジできたと思います。

 

誰しも完璧な人なんていなくて、苦手なことや避けたいこともあると思います。

1人なら、そんな不安も一層強くなると思います。

 

でも、1人1人のもつ力を集結させて、チャレンジしていくことでより大きな力になるとテニス部で再確認させてもらいました。

 

他人思いで、頑張り屋な同期がいて。

思いや考えをまっすぐ伝える同期がいて。

自分の芯をしっかりともっている同期がいて。

(どれが誰だかは、ご想像にお任せします。笑)

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同期はみんなあまり器用ではありませんが、1人1人に良さや強みがあって、途中入部の私にとってはことばがなくたって、いてくれるだけで同期がとっても頼もしかったです。

そして私たちの苦手さや足りない部分を支えてくれ、刺激をもたらしてくれる後輩たちがいて。

 

1人だけでも、同期だけでも、作り上げられなかった1年半であり、本当に多くの方々に支えられた1年半でした。

 

テニスが最高な環境でできたことは勿論ですが、テニス部に入部し、素敵な方々とたくさん出会えたことがとてもありがたかったです。

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1.2.3年生は、全体での活動がほとんどできないまま新代を迎えることになりたくさん不安なことがあると思います。

でもこのような状況下でも、3年生を中心に、新代に向けて、動いていること、4年生にはしっかり見えていました。

見通しがない中でも、自分たちで考えて、着実に前に進もうとしている頼もしい1.2.3年生です。

1人で抱え込みすぎず、周りの人を頼りながら、日々活動していってほしいなと思います。

1・2・3年生、ありがとう!!!!!

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佐藤先生、OBOGの皆様

これまで4年生を見守って下さると同時にこの代を1年間、支えて下さり、ありがとうございました。

この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。

特に昨年度新代になってからは、部員が男女部ともに少なくなったり、3月以降はコロナウィルスの影響で思うような活動ができなかったりと、不安要素がたくさんありました。

しかし、そのような状況下においても気にかけて下さったり、激励してくださったこと。また採用試験のサポートをして下さった方もいらっしゃり、それら1つ1つがとても有難かったです。

思うような活動ができないまま引き継がれた新代は不安なことがたくさんあると思います。

ぜひお力添えくださいますよう、よろしくお願い致します。

 

 

最後になりましたが、私は東京学芸大学硬式庭球部で学生生活最後に出会うことができ、とても幸せでした。

私の学生生活を支えて下さいました皆様、本当にありがとうございました。

 

次のステップでも笑顔を忘れず、前向きに初心を忘れず、日々成長してまいります!

 

今後とも東京学芸大学硬式庭球部をよろしくお願い致します。

 

本当にありがとうございました!

 

4年広報 小野