暑い夏が始まりました・・・
そう、夏練の季節です。
誰もが、昇格をめざし、全力で打ち込む最後の一か月。
しかし、そこには、誰よりも本気の男がいました・・・。
その名は、大洞 行星。
学芸テニス部の、主将にして、誰よりも努力をする男。
大洞さんの、この夏の取り組みを紹介します。
この夏に、大洞さんが達成する、一つの目標。
それは、
2万球の振り回し
です。
この日も、気温はゆうに30℃を上回る灼熱の天気の中、
エース・吉村さんが楽しげに球出しをしていました。
その先には・・・、
そう、ひたすら左右に動き続ける大洞さんが。
こ、これはキツそうです・・・。
大洞さんに、お話をうかがいました。
Q:なぜ、この夏、「2万球」という目標を掲げたのでしょうか?
A:実はこの「2万球」という数字は、テニス部みんなが大好きなバスケマンガで、
初心者の主人公がジャンプシュートを打てるようになるための特訓のときに、
目標として掲げた数字だったんです。
また、その漫画の最終回の決戦で、勝利を決めたのも、その選手のジャンプシュート。
これには、運命を感じましたね。「これしかない」と。
僕の振り回しが、チームの最後の勝利を呼び込むべく、取り組もうと思ったんです。
Q:なるほど。
では、今回は2万球にチャレンジするということですが、具体的にどのようなメニューで行うのでしょうか?
A:僕は、これまでの練習でも、部内で誰よりも振り回しに取り組んできました。
試行錯誤を繰り返す中で、たどり着いたメニューは、
20球振り回しを行って、20sec休む。これを4回繰り返したのち
アレートゥアレーで、4球を5回打ちます。これで、100球1セットとなります。
つまり、この夏練中に、200セットを達成するということ、それこそが今回のチャレンジの内容になります。
Q:覚悟が伝わります。これは、苦しい挑戦になりそうですね。
A:そうですか?僕は、絶対に達成できると思います。
むしろ、こういつも自問しています。
「2万球で足りるのか」と。
もっと頑張っているライバル達はたくさんいます。
自分の限界を決めているようで、はじめはこのチャレンジをしようか迷いました。
しかし、このwebサイトで宣言して、自らをプレッシャーで追い込むこと。
そして、主将として、実際に努力の量を「2万球」としてチームに提示すること。
更には、試合に勝つこと。
そこには、絶対に意味があると思います。
大洞主将のチャレンジ、
8/2現在、残り185セット!
今後とも、ブログの中で進行状況をお伝えしたいと思います。
ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします!!
2年広報
安松