皆様、こんにちは。OB1年目の安松です。
6月ということで、関東地方も梅雨に入り、じめじめとした嫌な気候ですね。
この時期はどうしても練習できる日が減ってしまいますが、今や全面がオムニコート。
そのため、多少の雨なら平気だと言わんばかりに、練習に励む現役の姿を目にします。
雨の翌日といえば、クレイコート整備ですけれども、羨ましい限りですね。笑 1年生の上達も早いことかと思います。
この一か月のうちには、リーグに繋がる重要な行事が数多くありました。
一番は、やはり、ブロック抽選会ですね。今や男女ともにブロック予選からのリーグ戦です。よって、抽選会は極めて重要になるかと思います。
以下、現役が上げてくれた抽選結果です。
なんにせよ昇格のためには殆どを倒さなくてはいけないわけですが、ひとまず当たり方としては悪くないとのことでした。
リーグに向けて、OB/OGも含めた、チームでの戦いが重要になります。皆様、日程をご参照のうえ、是非、応援等にお越しください。
以下、リーグ日程を貼っておきます。
日程をご覧の方はお気づきかと思いますが、入れ替え戦が10月とかなり離れた日に設定されています。
学連の運営の都合ということなのですが…例年の流れを考えると、なんだか腑に落ちない感じもしてしまいますね。(私だけでしょうが)
進路・卒業論文・教育実習他、リーグ戦の長期化は学生にとっても大変かとは思います。ですが、現役の4年生一同には、最後まで全力でやり抜いてほしいと、今後も応援し続けたいと思います。
夏関の都合で、例年より遅い時期の開催となりました、前期総会ももう間もなくです。
勿論私も参加させていただきます。お忙しいとは思いますが、是非奮ってご参加ください。
最近ブログを頑張ってあげてくれているように、男子部の一年生はとても元気な子たちが揃っています!
学科では友達がいないのではないか?単位落とさないのか?と不安になるくらい、いつも熱心に自主練している一年生が多いのが、今年の印象ですね。(大体は、リーグ後に意識が変わったりするのですが)
昇格にあたって、非常に重要な夏練。夏休み前に、彼ら・彼女たちに、是非アドバイスなどを頂ければと思います。
それでは、今月号の企画をお送りします!
ご存じの通り、僕は男子部出身です。そのためか、このブログは男子についての情報が中心となっているかと思います。
現役が書く記事も、男子の話題が中心。それもそのはず、人数比はおそらく、今や男子が女子の3倍ほど。
時折触れられても、女子部の新入生がいない、ということに触れるのみ。
これではいくらなんでもあんまりだ!ということで、先日の中山主将へのインタビューと同様に、
今月号では、女子部主将・水落円香のインタビューを載せたいと思います!
簡単に彼女の紹介をさせていただきます。
所属はA類情報教育専修。教育現場にいらっしゃる方なら聞き馴染みもあるかと思いますが、ICT教材(プロジェクター他)を使っての授業づくりの研究をしています。
身長は小さいながらも、ガッツあふれるプレイスタイルで、ラリーの固さには定評があるそう。主将らしい戦いで、リーグでの活躍も期待できます。
名前を見てお気づきのように、筋金入りの雨女です。早く梅雨を明けさせてほしい。
現在、女子部は4年生2名、3年生3名、2年生2名の計7名。少ない人数ながらも、日々一生懸命練習に取り組んでいます。
それでは、以下、インタビューをお送りします。前回中山と話したのは某ファミレスだったんですが、今回は大学近くのカレー屋さんで行いました。
よって、写真があまり撮れず、文章だらけですが…是非お読みください。
※以下、水落を「水」、書き手安松を「安」としています。
※会話の内容は、安松が書き手として再構成したものです。そのため、水落の意図とずれのある表現になっている可能性もあります。ご了承ください。
安:それではよろしくお願いします。
水:お願いします!
安:ひとまず、先日までの教育実習お疲れ様。4年生はこの時期に実習があるから、ブランクできちゃって大変だよね。
水:そうですね…。ほぼ寝れない日々が続いて、実習はなかなか大変でした。(笑)でも、現場を知ることができて、いい勉強になりました!
今は少しでも早く試合勘を取り戻すべく、とにかく試合したいです。今日も、男子部の合練に参加して、一年生男子と試合してきました。
安:さすが主将、どんどんやるといいと思う。中山も言ってたけど、教育実習と、国公立大会の時期が重なると、必然的に3年生がチームの運営をすることになるんだよね。
実習から帰ってきてみて、3週間ぶりのチームは、主将の目にはどんな風に映ったかな?
水:チームからしばらく離れていた分、3週間の努力がはっきりとわかるじゃないですか。そう思って…復帰の日は練習試合だったんですが…参加しました。
私自身はテニスが久しぶりで、もうダメダメだったんですけど(笑)。後輩たちは、兼ねてからの課題であった、ストロークの強化に取り組んでいたことは分かりました。
でも正直なことを言えば、まだまだミスなどが多く、劇的に変わったとは言えない状況だったと思います。
安:なるほど。もっとやれたと思う?
水:はい。必死にやっているのは、痛いほどわかるんです。3年生の子たちなんて、最近は泣きながらボール打ってることも多くて。
3年生はもちろんレギュラーなんですけど、2年生の大谷を含めた上位層とはまだまだ実力差があります。それを本人たちも分かっていて、出来ないことが悔しいみたいです。
なんとかいい結果を出せるようにしてあげたいし、私自身ももっと鍛えていきたいです。
安:泣きながら!すごいな。 3年生の3人は、実力もそれぞれあんまり変わらないし、入部した時から3人4脚(?)で成長してきた感じは確かにあるね。
今の女子部は、誰かしら怪我をしていて、いつも人数が足りなくて大変そうだね。
水:2、3年生は怪我が多くて、満足に練習できない部員もいて大変だと思います。
でも、怪我していても絶対にコートに来て、練習中も「それをミスしていいんですか」「今日の練習、簡単なミスが多すぎです」など、厳しい言葉をかけてくれるんです。
今の女子部の雰囲気を作るのに、誰一人絶対に欠かせない状況です。
安:俺も相当怪我が多くて、しょっちゅう松葉杖ついてたからわかるけど…(笑)
怪我でチームを離れると、自分は出来ないことを、他人に言わなきゃいけなくなるよね。それを言うことも、聞くことも難しい。
厳しい言葉が飛び交うような状況を作れていることは、非常に良いことだと思うけどね。
水:ありがとうございます。とはいっても、怪我しないことが一番なので、コンディショニングには気を付けていきます。
安:少し話を変えようか。
実習が終わったかと思ったら、進路にまつわる事とリーグ。4年間の集大成と、今後の人生の選択が同時に降りかかる、大変な夏になるかと思う。
主将として、この夏を、リーグをどんなリーグにしたい?
水:まずは、忙しい中でも、最後までベストを尽くす。それは、これまで勉強もそれなりには頑張ってきたつもりなので、どちらに対しても妥協したくありません。
リーグについては…。少し、自分の体験を話しますね。
正直私、1・2年生の頃までは、勉強に追われることを言い訳にして、あまり部活に積極的ではなかったと思います。
でも、3年生になって、チームのことを考えるようになって…。何より、「先輩のために頑張りたい」「この人のために頑張りたい」という気持ちが生まれたんです。
安:なるほど。
水:「この人のために頑張る」って思わせてくれた先輩に出会えて、はじめて本当の意味で「頑張る」ことが出来るようになりました。
言葉で「頑張る」だなんて、本当に上辺だけのものだと思います。
だからた、私も「先輩のために頑張る」って、後輩に、本当の意味で思わせるような主将でありたいと思っています。
安:テニスは個人競技だけども、それを部活というチームでやっているところが、部活のいいところだよね。
「チームのためにやれ!」って、勿論言われたらやるんだけど、どこか何かのタイミングで、本人が本心から思えてはじめて、「チームのために」やれると。
水:はい。少なくとも私はそうだったと思います(笑)。
昇格目指して、チームで頑張っていきたいですね。
安:さっき1年生と試合した、って言ってたじゃない?俺も、今は1年生と試合だけしに、現役にたまにお邪魔しているけど。
あれって、なんでかというと、やっぱり勝つために、競技としてやるから、俺はテニスやってたんだなーって最近気づいたからなんだよね。
引退してから、そういう勝負の場が減ったし、たぶん本当の意味で「勝負」としてテニスすることなんて、部活引退したらなくなるんじゃないかな。
水:そっか、そうですよね…。テニスは続けようと思っていたんですけど、勝負じゃなくなるんですね…。
私、高校が進学校だったこともあってあまり部活に取り組めず、今が本当に楽しいんです。大変なこともありますけど…。
やっぱり猶更、後悔だけはしたくないですね。
安:あれやっておけばよかった!なんて、後から言っても何にもならないからね。
水:はい。やれること全ては、やってから引退しようと思います!
安:主将の熱い想いが聞けてよかった。まあ、もしかしたら夏休み明けとかに新入部員が来るかもしれないから、そっちの方もまだまだ希望を捨てないでね。(笑)
水:そうですね。(笑)新入部員はいつでも募集中です! ありがとうございました。
インタビューは以上になります。あまりに写真がないので、とりあえず食べたカレーの写真を載せておきました。おいしかったですよ。
リーグは時期としても、教育実習や採用試験、大学院入試などと日程が重なることがしばしばあります。就職難だなんだといわれるこの時代、現役も苦しみながら日々選択しているのだなあ、と、水落主将と話していて思いました。それは、テニスの練習後に、疲れながらも必死に勉強している部員なんかを見てもそう思います。
リーグの日程の話は先にありましたが、もし入れ替え戦の日に実習や試験が重なったら?
そんな選択、どちらを選ぶことも出来ない筈ですし、どちらを選んでも後悔してしまうかもしれない。4年生の夏は、そんな状況にあるのかもしれない。
でも、「入部する」という選択をしてくれた現役を、OBとして全力で応援したいし、本人が決心して、決めた道に進んでほしい。
僕自身社会に出ていないため、こういうことをどのように考えたらよいのか、答えは出せませんでした。
あと、水落の写真の後ろにいたカップル。僕たちが店にいたのは1時間強、入店時彼らは食事を終えていて、僕たちと同じタイミングで店を出ました。
その時間、二人ともが片時もスマホを手放さなくて、少しぞっとしました。
それでは、来月号も是非よろしくお願いします!
いらっしゃる方は、前期総会でお会いしましょう。失礼します。
安松拓真