国公立大会

平成24年8月3日 対東京外国語大学 於:東京学芸大学 テニスコート

学芸大学 VS 東京外国語大学
8 D2-1 S6-0
1
D1 吉村航・近藤成 6-2,6-3 × 黒川一幸・渡邊英資
D2 井上靖教・松澤貴幸 6-3,7-6(6) × 宮武篤・松田明
D3 小村記慧・中山尋斗 × 0-6,1-6 柚木涼佑・田中琳太郎
S1 吉村航 6-0,6-0 × 加藤駿
S2 松澤貴幸 6-0,6-0 × 菊池祐貴
S3 井上靖教 6-4,6-2 × 宮武篤
S4 大洞行星 2-6,6-3,6-3 × 松田明
S5 近藤成 6-1,6-0 × 柚木涼佑
S6 安松拓真 4-6.7-6(5),6-2 × 田中琳太郎

戦評

長きにわたって繰り広げられた、国公立大会。
電通大戦ではダブルスを予想以上にとられ、東工大戦ではギリギリのピンチを主将の一本が救い、
決勝戦は理想的な形でキッチリ勝ちを納めることが出来ました。
今年も優勝し、国公立大会は3連覇となりました。

主将をはじめ、オーダーを組む人たちが大会のはじめから一貫していたのは、「全員を出す」ということ。
D3には初心者スタートの1年生ペア、S6には現在7番手の安松が出場するという形でのオーダーとなりました。

相手のオーダーは、かなり番手をずらしてきてのオーダーとなっていました。
しかし、相手のD1に対して、D2が、井上のポーチで得点を重ね、しっかりと2ndセットを取り切り、チームが勢いに乗ることが出来ました。
そして、午後のシングルス。
こちらも、相手は1・2を番手下の選手でオーダーをずらしてきました。

しかし、S5の近藤があっさりと一本をとり、隣のS4・S6に良い刺激を与えました。
1stセットをとられながらも、これまでの練習で粘り強さを身に着けてきた学芸のシングルスは、
後半からは相手のミスを連発させ、S4の大洞がフィジカル面でも相手に差をみせつけ、勝利をおさめました。
既に4本とった状態で、優勝を決めた5本目をとったのは、S6の安松でした。
「ただ、情けで出場するのではなく、期待に応えたい」チームの熱心な応援と、これまで結果を出せなかった悔しい思いが、
公式戦シングルス初勝利&国公立優勝を決める一本となって実を結びました。
上2人は1ゲームの追随をも許さない完璧な試合を展開し、
シングルスをすべてとるという、この上ない形で、国公立大会を終えることが出来ました。

夏練でやること、粘って勝つという方針の正しさを実感しました。
そして、国公立大会を通して、例年になくチーム力の高まりを得ることもできました。
チームのサポートが、チームの一本が、チームの勝利へ。
リーグに向けて、チームとしても大きく成長しました。

しかし、国公立大会の相手はあくまで格下。
いうなれば、「勝って当たり前」の相手です。
夏練と、4部校・5部校との対抗戦を通して、チームとしてより大きく成長していきたいと思います。