こんにちは。
改めまして、いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。広報改め、副将の安松です。
今日は、なんというか、とても真剣な内容です。
OB,OGの皆様も、ご意見等ございましたら、当記事下部のコメント欄より頂けると嬉しいです。
土曜日の国公立大会。主将を含む4年生は実習のため不在であり、自分が率いる状態での試合となりました。
戦績はこちらからご参照ください。
結果、一橋大学に、2-7と大敗しました。
自分は3回目の国公立大会ですが、過去2回の国公立大会は優勝という結果で、サポートやイレギュラーという立場でも、「勝利の喜び」という嬉しい経験をしてきました。
が、今年はどうでしょうか。
過去最低かもしれない、実質上の初戦敗退。
最上級生として、いろんな想いがあふれてきます。
捉え方はそれぞれあると思いますが、何より、リーグに向けてどことなくあった危機感が、突き付けられたと思います。
自分達は甘い。
勝たなきゃ意味がない。
そういう気持ちをもって、一つひとつの試合を、練習を、ボールを大切にしなくては、最悪の結果が待っている。
悔しさ、悲しさ、そんな気持ちはいくらでも湧いてきますが
必要なのは「これから何をするのか?」ということ。
以下に、チームで出た意見などをさまざま列挙します。
当日は、OBの玉木さん、松澤さんが応援にお越しくださいました。
先輩方の意見を受け、また自分達で試合後長時間のミーティングをし、これから取り組むべきことを考えました。
①フットワーク強化
より「コート上で」走る時間を増やすこと。
より「全員で」取り組む機会を増やすこと。
やっている人はやっている、という現状を、チーム全員でやる、に変えていく必要があります。
②体力強化
技術がある程度ついてきた分、一橋大学との最大の差はここにあると感じました。
特に暑さの中で、動けなくなる傾向があります。(もしくは、すぐ攣る等)
原因としては、ナイターがあること。授業がある朝や昼の練習時間に比べ、まとまった時間がとれる夜の方が練習人口が多いです。
しかし、リーグ本番は早朝、夏まっただ中。
特にランニングなどの体力メニューは朝~昼に行うなどしたいと思います。
③ファーストセットがとれない
この半年の試合のファイナルセットに入る試合の多くが、ファーストセットが取れないことに原因がありました。
それは、スロースターターであるというよりは、「対応・修正が遅いこと」にあります。
部内戦は活発に行われていますが、相手の情報(得意や苦手、プレーの特徴)を知っている状況でプレーするよりも、
初見の相手にいかに早く対応するか、という力をつける必要があります。
経験の少ない下級生中心のチームであるからこそ、平日にも他大の選手との試合を行いたいと思っています。
また、これらのようにすっきりと分類できない、挙がった反省・改善点を書きます。
日頃の練習を、どのように行うかも、一人一人がより強く意識する必要があります。
1球の重み。=目的意識、プレッシャーを意識できているか。
適当にラリーをするというような練習を脱し、たとえばポイントをつける、罰をつける、目標を設定するなどはある程度浸透してきまし
た。
では逆に、ポイントをつければいい、という考え方になっていないか?という自問が必要だと思います。
一球一球を、より深く考える。重みを感じる。
自主練の質の改善なくしては、チームの向上はありえません。
チームとしての一体感をどのように出していくか。
1年生が沢山入部しているという嬉しい状況の中、チームが足並みを揃えることは逆に困難になっています。
これまで少人数であったことで、逆にやり易さ、のようなものはあったのですが
これまでと考え方を改める必要が、特に上級学年にはあります。
先輩――後輩との関係。組織として、また伝統ある部活として、何のために活動しているのか。
そのようなことを徹底的に話し合い、意識づけをしていきたいです。
去年のリーグは。
「ただシコればいい」「つなぎまくればいい」
それだけでは、4部にいけない、ということを感じ続けた一か月でした。
それを受けてか、各人、ストロークの質を上げることや、ボレーでの形を上達させること、
いわば「上手さ」を求める環境にありました。
しかし、先日の国公立大会は、結局自分たちの無茶なミスが、負けを招いている。
その現状を考えなくてはいけません。
「強気」ということの意味を考えること。
「サーブをフラットで強く打つ」「ベースラインからダウンザラインでエースを取りに行く」
これは「強気」ではありません。
強気のシコリもあるはず。全力で振り切って、スピンをかけたストロークで守ること、など。
吉村主将のテニスに、いつまでも憧れて、出来もしないショットを打って、勝てない選手のままでいるのではないか。
出来ることが増えて、自己満足に浸ってはいなかったか。
このような、厳しい自問をしなくてはいけないと思います。
長々と、雑記のような形で書いてしまって申し訳ありません。
このようなことを書いておきながら、一橋相手に勝ちをもってこれなかったのは、最上級生である自分が2敗してしまったからだと思っています。
これ以上ないピンチを、いかにチャンスに変えていけるか。
くよくよ悩んでいる暇があったら、リーグに向けて少しでも前に進みたいというのが僕の本音です。
「よくも負けてくれたな」
僕がお世話になった先輩方は、このように思うでしょう。
しかし、申し訳ない、という言葉は僕は違うと思います。
吉村主将不在の今こそ、僕がチームを変えます。より良い方向へ変えます。
リーグに向けて、学芸庭球部を強くします。
それしか、ないと思っています。
ブログという形で、皆様にこのような記事をお届けするのが正解であるか?
僕はその答えがわかりません。
ですが、少しでも皆様のお力をお借りしたい、学芸庭球部という大きいつながりで、今年のリーグを戦いたい。
そのような気持ちで、書かせていただきました。
6月29日の総会も、皆様にお越しいただき、さまざまなアドバイスを頂きたいと思っております。
失礼いたしました。
3年広報
安松拓真
現役の頃を振り返って、これをしておけばもっとチームが強くなったと思うこと
・フィジカル
パワー、持久力の両方。ショットと違って調子に左右されにくいので。
・外部の試合への出場
色んなテニスに出会って、色んな勝ち方負け方をして、フィードバックして。
・第3者によるアドバイスやコーチング