こんにちは。
4年広報の関口です。
近年稀に見るレベルで部員の多いこの代。
6人目の自分が引退ブログを書いてもまだ2人いるのか。後続の主将たち、大変だなぁと思いながらネタを考えました。
出た結論は、、、
【いままでのテニス人生、自分語りさせてもらおうかな】
でした。 今回でブログも引退なので、よければお付き合いいただけると嬉しいです。笑
※読み返すとガチで字が多かった。頑張って読んでください。
質問から始めます!!
テニスをするうえで、みなさんが一番大切にすることはなんですか?
いろいろな答えがあると思います。ぜひいつか関口に会ったときにその答えを聞かせてください。(普通に聞いてみたいだけ)
自分の答えは大学に入るずっと前から決まっていて、大学テニスでも変わることはありませんでした。
いつもどんな時でも「楽しむ」ことを忘れないこと。
この答えに至るまでの話をまず書かせてください。
自分がテニスを始めたのは小学1年生の時。
母が子育て中の運動不足解消でやっていたテニスを見て、「あれやってみたい」って言ったらしいです。(なんと安直な子だこと…)
コート1面に30人くらいの市民テニス教室からはじまり、
高学年でちょっとうまくなったからクラブに行きはじめ、
中1の時には、腕の骨を2回折って1年間テニスができず
でもちょっとしたきっかけで、ジュニア育成クラス(週6を3時間ちょい)で頑張って結果が出てきたら
いろいろあって、その楽しく幸せだったクラブが解散して、違うクラブに移りました。
(ちなみにここまではずっとテニスは自分にとってめっちゃ楽しいものでした。)
そして移った先のクラブでの体験が、いまの自分にとって大きなものでした。
移籍先のクラブを端的に言うと、「厳しいけれど、テニスは確実に強くなる」という環境でした。
自分自身、もっと強くなりたいし、個人として神奈川の上位に入りたい。という強い想いから決めたクラブでした。
ただ結論から先に言うと、このクラブに入ってから1年後には自分はジュニアでのテニスを辞めました。
クラブを辞めるまでの1年間は、たぶん自分のテニス人生の中でも一番成長しました。
練習はきついぶんショットの精度は良くなる、トレーニングもきついぶんフィジカルも強くなる。メンタルに関しても強くなりました。
ならなんで辞めたの?え、逃げたの?っていう話ですが、早い話はコーチの指導法です。
「いいから帰れ」と言われて帰らされたこともよく(下手したら週1)あれば、
「練習中に明るい顔でいるんじゃねえよ」と言われて小突かれることもあれば、
試合負けたことを報告すると「そこで負けるくらいがお前だよな、まあどうせ無理だろ」とも言われ、
スコア間違えると「まじで終わってんな、おまえ人間性が歪んでるからテニスやめろよ」と言われたこともありましたね。笑
(クラブ名も特定できることも一切含んでいないので、晒しているとかでは断じてないです。実際にこれで自分も含めてクラブ辞めた人が複数人いるけれど、さすがにもう時効だろブログだし,,,と思って書いてます。)
でもパワハラ気質、というかよく見るとまあ完全にパワハラなことは変わりないですね笑(書けるギリの範囲で書いた)
なんというかあの1年は心の底からテニス自体が嫌いになった年でした。
練習に行けばなにかしら言われる、試合負けるのが極度に怖い、勝ちたいよりも負けたくないとか、、、
県では実際に上にいけたし、テニスは強くなってるのに、もっと大切なもの失ってねこれ,,,みたいな、なんか不思議な気分でしたね。
もうだめだ、限界だから辞めさせてくれと、親にも相談してジュニアでのテニス生活は高1で辞めました。
そこから2年はかなりテニスから距離を置いて、入試の実技対策と月に少しだけレッスンくらいしかしませんでした。
(いろいろ応援してくれていたのに急に辞めて申し訳ないと思ってました、親には本当に感謝です)
この時期の経験から自分は曲げたくない考えを持ちました。
テニスは「楽しむ」ことが一番大切。厳しさや苦しさもテニスを強くはしてくれるけれど、もっと大切ななにかを手放してしまう。
大学でも誰に何を言われてもこれだけはブレることはありませんでした。
んで、浮いた時間で大学選びと受験勉強に切り替えました!!(これが意外とけっこう楽しかった)
今までのいろいろな経験から
①子どもが安心して楽しく学べるいい先生になりたい。(教育学部あるところ)
②団体戦とかみんなで頑張るテニスなら楽しそうだし、大学になったら部活でやりたい。
の条件で選んだ結果として、東京学芸大学に来ました。
※引退ブログなので念のため書きますが、ここから先が大学テニスの話です。うん。入学まで長すぎたなこれ絶対。
自信をもって選んだ大学に合格した時には、既に自分の中で決めていました。
絶対に大学の部活では「楽しく」テニスをするんだ。それができる環境を選んだから。
でも喜んで入部してすぐに落とし穴がありました。
コロナ渦 課外活動× 合練× 対外試合× 春夏関× 国公立大会× リーグ戦×
は?なにこれ??? あんなに心に決めたのに全然楽しくないじゃん。テニスやっぱ楽しくできなかったじゃん。
期待とモチベーションが高かった分、あの頃の自分にはその反動は大きすぎました。
家庭の事情も相まって、また懲りずにテニスを辞めかけました。
その節は本当にご迷惑をおかけしました、当時の4年生さんごめんなさい。
そして連れ戻してくれた先輩方、本当にありがとうございました。
みなさんがいたから、自分はこの部活を続けられたと思います。
大学2年からは部活に完全合流し、最後まで無事にやりきることができました。
テニスはずっと楽しくできたし、練習もなんだかんだ自分は誰よりも楽しんで取り組んでいた気がするので。
(ちなみにここで手が止まりました。大学テニスのこと書くの難しい。)
とりあえずいまになっていろいろと思うことをとりあえずばばっと書いてみます。
・最初の2つの代でリーグをやってみたかった。
・怪我なく全員で最後まで戦えていたらどうだったのかな。
・どこも怪我なくずっと思いっきりテニスがしてみたかったな。
・小金井祭とか新歓キャンプやりたかったな。
・オール学芸4回やりたかったな。
・もっといろんな人とテニスをしてみたかったし、素直に話してみたかったな。
・もっと後輩たちにいろんなテニスの話をしたかったし、伝えたかったな。
・もっと先輩やOBさんたちに感謝伝えておけばよかったな。
・あの上手い後輩とダブルス組んでみたかったな。
思い返すといろいろとやり残してましたね。
でも最も強く思って、いつも心に引っかかっていて、でも達成できたなかったのは、
・もっと勝ちたかったな
ということでした。
自分にとって大学テニスはずっと楽しいものでした。(苦しい、嫌だ、逃げたいもあったけれどやっぱり楽しかった。)
練習も大変だったけれど楽しかったし、部員たちと話している時間や自主練する時間もいつも自分は楽しかったです。
でも、、、、、、、
試合でチームが勝てないことには楽しくないですよね。
もともと性格的にも負けず嫌いなので(周囲にいる人ほどわかるはず)、とにかく勝ちたいという気持ちはずっとありました。
それが良くない方向に出て、嫌な思いをした人もなんだあいつと思わせたこともあったと思います。
テニス歴も全然違うのに、割と厳しいことを普通に言ったこともあったな、すまぬ。(終わってからLINEでフォローしたりした気が)
試合終わった後の反省もちくちく言ったことも最後の年は多かったです。
総じてごめんなさい。どうしてもこのチームで勝ちたかったんです。
練習も自分なりに頑張ってる、いろいろと考えながらやってもいる、みんなもちょっとずつ上手くなっている。
でもなんか勝てないんだよなー なんでか負けてるんだよなー どうすりゃいいこれ?もうわかんね。
って地元のテニスを全く知らない友達に飲みながらいつも話を聞いてもらったりもしてました。(それこそ大会期間も悩むと誰か呼びつけました)
なんにもわからないテニスの(しかも暗めの)話を酔っ払いに聞かされるのが不憫です。(また負けてきたんかおまえ!ってよく言われた)
あと野球見に行った帰りに真面目な話ができる同期にもこの場を借りて触れときますかね?
そんなことを聞いてくれる友達がたくさんいるのは嬉しく、安心材料でした。絶対届かないけどありがとう。
「緩い」「もっと厳しくやらないと昇格できない」とよく言われることもありました。
自分は前述の経験から、厳しくきつくの要素を強くすることに抵抗が強くあったので、かなり気になる点もありました。
厳しい軍隊みたいな部活で100%昇格できるならばいいけれど、できなかった時にはなにも残らないんじゃないか?
体育科的な考えだと、部活動という教育的な価値を持つものの、時代に適した形は厳しさ苦しさ勝利主義とかではないんじゃないか?
なにより自分にとって大事な仲間たちがテニスを嫌になって辞めてしまうのは絶対に嫌だ。
自分が持っている強い考えと周囲からの声の距離感には最後まで悩まされました。
あんまり見せないようにはしてましたが、他にもいろいろと悩んだ時は多かったです。
それでもずっとこの部活にいたのは、部員たちに支えられたからですね。
思い返すといろんな個性的な仲間がいましたね。
〇1個上
もはや同期?に近いのに、互いに遊び行きたいけど予定が相思相愛で合わない先輩 (早く次の予定立てましょ)
テニス超上手いのにドロップを追いかけてくれず、ご飯に誘うのが一苦労な先輩 (懲りずにミックス出てください…)
本当にお世話になりました。今後もなにとぞです。
2人とも実は仲がいい説を未だに推しておきます。
〇同期
テニスの意見は一生合うことがなかった場外ホームラン王の同期 (テニス以外は仲良いのでこれからもなにとぞ)
一番手で主将。自分にはできなかったことを一身に引き受けてくれた同期 (大負担をかけた気がする感謝)
素直、高身長、イケメン。サーブは入らないけど憎めなかった同期 (個人的には仲良くなれたと信じている。マジで。)
Mr.オール学芸で、テニス部環境大臣と広報大臣を兼任してたバモスな同期 (A環バモスって結局何?)
変人で丸1年ダブルス組んでいたけど未だによくわからないけど足は速かった同期 (対外試合この上なくゴネてごめん)
ハマスタ友、飲み友、部の相談役。大感謝だけどもうなんかすげえ足遅かった同期 (来年の開幕は3月29日あけて)
共通の話題は本くらい。ただなぜか結構盛り上がれたのはなんとも不思議だっぺな同期 (他の話題なんかあった?)
全員せーので最後まで遊びに行ったことはなかったね。なんで?いつか行く予定はある?
なんだかんだこれからも顔を合わせると信じているので、頼むよ。笑
〇3年生
ゲームとカップラーメンで構成されてるのに、テニスさせるとかっこよかった後輩(いつも勝負所でまわしてごめん)
夏に倒れるのが恒例となりつつあるなんとも親しみやすい陽気で楽しい関西人(今週の水曜日のダウンタウン見てほしい)
テニスに真面目で、内務にも勉強にも真面目、強いしかっこいいけどたまに抜けてる後輩(存分に褒めてます)
脚攣るけどよく走れて明るくできて、何気に勉学優秀とみられるみやざわですって感じの後輩(中保がんばれ)
この代が一番上になるのがめっちゃ不思議な気分だ。
たぶんその4人だからできることは、自分たちよりももっとたくさんあると思うから、思う道を突き進んで頑張れ!!
どんな形であれ、どこからでも応援してるよ。
〇2年
ハムスターの可愛さがあるけれど、しっかり意思もあってラケットもよく振れるできる後輩(ネットプレーがお得意)
同期を作ってあげられなくて本当にごめん。それはいまでも思ってますはい。
そんな中で続けてくれているひなに気持ちが救われてる気がして勝手にずっと感謝してましたはい。
もう慣れっこだと思うけれど、とにかく上と下とたくさん話していろいろと頑張れ。気負いすぎずにね!!!
〇1年
背骨が折れてテニスが上手くなるを筆頭に掴みにくいけど最高のキャラで流れもってきた後輩(カープ戦、いこ?)
帰り道で南武線を使うレアポケモンであり、横浜ファンという奇跡の流れもってこいな後輩(だからハマスタ行こうって)
何事にも真面目だけどこれまた好かれるいいキャラしてて、最強ペアである”バ村”の村のほう(テニスの話、楽しかっためっちゃ)
この代でお姉さんポジを務めるであろうしっかり者で、本の話が嚙み合ったほんといい人な後輩(その代を頼んだ、ほんとに。笑)
姉なはずなのにまあ末っ子キャラだよねーっていうラケット握ると超かっこいい頼れる後輩(ラケット握るまでがおもろい)
5人でいつも楽しそうにしている輪が幸せそうでとにかく楽しそうで、ずっとそのままで素敵な同期を大切にしてほしい。
だれひとり欠けることなく、全員で最後まで楽しくテニスをやっていてほしいな、ほんとにいい後輩たちなきみたちならできるよ(4年の妄言)
まあこれだけ個性的な仲間がいれば、そりゃ楽しかったですね。
いやだいやだ言っていたことも(多々)ありましたが、”コートに行けば仲間に会える”というのは心の支えでした。
こんな仲間たちに出会えただけでも、部活で3年くらいそれなりに頑張った意味があったのかな?と思います。
この場を借りてありがとうと伝えたいです。これは心から。
他にも良くしてくれた代がもっと上の先輩やOBさんOGさんがいたので、ここまでなんとかやってこれました。
勝てない上手くいかない伸びない、そんな中で特に態度もよくなかった時期もありました。素直にごめんなさい。
それでも見捨てずに声をかけ続けてくださった器の拾い方がたくさんいたので、自分も少しは人として成長できたかなと思います。
今後も仲良くしてくださるとありがたいです。少しでも感謝を返せれば、と思っています。これも心から。
さて、いつの間にやらもう6000文字も書いてました。(卒論書けって)
普通に1時間以上書いていたので、まとめに入りますね。(だから卒論書けっておまえ)
【最後に】
いま大雑把に振り返れば、本当にテニスが楽しいなと思ってプレーできていた日々だったでした。
指導者もおらず、コートも途中で減って、最初はボールもペコペコで、コート内おろかフェンスにもボールが収まらない方もいる環境。
自分がいままでに経験してきたテニスの常識、そのありがたみに気が付くところからはじまりました。(エレナさんも去年書いてた)
今までのキャリアとは異なり、ずっと勝てずに9割以上は自分の弱いところと向き合っていたなんだか不思議な時間でした。
なかなか勝てず、2回のリーグで2度も降格を経験させてしまった後輩には本当に申し訳なかったなと思っています。
それでも明るさを完全に失わずに、最後まで一緒に戦ってくれたことに救われました。
ただその不思議な時間がいつの間にか終わった今振り返ると、やっぱり楽しい時間だったんだなと感じさせられました。
そして、
テニスを心から大嫌いになって辞めた過去がある人間が辞めずに楽しく続けられたということは、それだけ周りの人に恵まれた時間だったからに違いないなと思います。
この部活に関わる全ての人に改めて感謝しないとなとこのブログを書いていて強く感じました。
本当の最後に一言、、、
こんな自分にもう1度テニスを楽しむ機会をくれて、みんな本当にありがとうございました!!!!!
次回は11月20日(月)に投稿です。
@黒澤納乃子 忘れるなよ。リマインド。
※※※追記 来週は小野凛平くんでした。初ブログが引退ブログなのでちょっと楽しみに待ってます。
それでは、ありがとうございました。
4年 関口大心